このツーリングが始まってから今日で1週間になる。西日本に来るとみんな方言なので新鮮なんだけれど、一週間標準語を聞かないとちょっとだけ恋しくなってくる。四国は観光客も関西、中国地方からきている人ばかりで、関東からきている人を殆ど見ない。
石鎚山に行かなかった所為で思ったより早く香川県に入ることになりそう。徳島でやりたい事はもう無いから香川に入るしかないのだけれど、時間が余るなぁ・・・ フェリーで和歌山などにわたるパターンもいいかな
とりあえず、県境の峠を登りながら考えることにする。
午前7時出発。キャンプ場は丘の上なので大きな道路まで下っていく。キャンプ場って大抵高いところにあるので、出発したときに朝の陽ざしを浴びながら坂を下っていくんですけど、僕はこのときが結構好きです。
香川に向かう道でキャンプ場から近いのは国道438号だが、登りの後に長いトンネルを通ることになる。自転車に乗るとき、トンネルほど恐いものはないので、多少登ることになってもトンネルのない峠越えを選択する。
ということで、キャンプ場からは少し遠い県道7号を登ることにした。
このツーリング、別に山を登りまくるつもりはなかったんですけど、毎日のように峠を越えていて、結局一日の平均獲得標高は約1000mでした。
徳島と香川の県境、相栗峠に到達。ここから香川県です!
これで四国全県制覇!
道の駅しおのえ で休憩。 川のそばの道の駅です。
水源豊かな四国の地、よく川で遊ぶ子どもたちを見かけます。橋から川に飛び込む という「THE田舎」という光景もよく見ました。
ここで地元の二人組のサイクリストと話した。四国の道の話や自転車の話をした後、飲み物を御馳走してくれた。ツーリングのときって意外に自転車の話をする機会がないので、こうやって自転車の話をできる人と会話をするのはとても楽しくて、不思議と新鮮に感じる。
彼らと別れ、高松の街を目指す。ゆるやかな下りがずっと続くのですぐに街についた。
香川といったらうどん!なんせうどん県なんて言われてるくらいですからねw
大島うどんに来ました。
注文したのは肉うどん大。450円。
カウンターから肉の乗ったうどんが入った器を受け取り、出汁は自分でかけるシステムになっている。
これが関東の出汁と違ってとてもマイルドでとてもおいしいのです。個人的には、色の濃くてしょっぱい関東のうどんよりも、ダシの効いた西日本のうどんの方が好きですね。
東京でこの味を食べることができる店はあるのだろうか。
さて、香川でやりたいこと 「うどんを食べる」 をクリアした。他にやりたい事が思いつかないw
コインランドリーで洗濯しながら地図とにらめっこする。なんとなく、ここで本州に戻るのは面白くない気がしたので、近くに浮かぶ小豆島に船で渡ることにした。
小豆島への船は高松港から出ている。出航の時間が近づいていたので急いで切符をかって乗り込む。
四国本土の香川県、あっという間だった(笑) まぁでも小豆島は香川県なんで、まだまだ四国の旅です。
遠ざかる四国本土、少し寂しい。
船に乗ること約1時間半、小豆島土庄港に到着。
この船のハッチが開いて自転車にまたがって新しい地へ足を踏み入れる瞬間がたまらなく好きなのです。フェリー乗ってて一番楽しいときは間違いなくこのときですw
さて、これで小豆島入りしたわけですが、微妙な時間帯でしたので、一番近くにあるキャンプ場までとりあえずいく事にします。
小豆島といえばオリーブです。オリーブ畑の脇を駆け抜けていきます。
数キロメートル走り、キャンプ場に到着。
本日はヘルシービーチオートキャンプリゾート
テント持ち込みで1000円。ちょっと高めですが、野宿できそうな場所も見当たらなかったので仕方ないでしょう。
海も近いので、ロケーションは悪くないです。海に沈む夕日もばっちり楽しめます。
設備は普通に炊事場、トイレ、シャワー(5分300円だったかな)、自販機というところ。受付時にゴミ袋を渡され、帰る際にゴミを渡せばキャンプ場が処理してくれる。
ただ、シャワーが非常に汚かった・・・ 北海道の某ライダーハウスに泊まった時のシャワーが非常に汚くて二度と使いたくないと思ったものだけど、ここはそれ以上だったように思う。
配管が詰まって床に石鹸の泡やら毛やら泥やらが浮いている。
たぶん、海で遊んだ客がシャワーを浴びて、ろくにメンテナンスしないからこうなっているんだと思う。こんなんじゃ体洗っても洗った気にならない。
正直、数キロ離れた温泉を利用したほうが良かったかな・・・
3km離れたところに大型スーパーがあるので、そこで晩飯の材料を買い出し。
今日はいつものパスタに加えて、ちょっと贅沢にしゃぶしゃぶをすることにしました。毎日節約してきましたからね、このくらいは許されていいはず(笑)
小豆島には日本三大渓谷美の一つである寒霞渓という渓谷がある。明日はそこにいく事にする。もちろんお山の上なので明日もヒルクライムである。
おそらくこの旅最後のヒルクライムになるのでしっかり寝て、良い体調で楽しみたい。
近くの客が遅くまでうるさかったが、もうこういうのにも慣れてきた。
軽くネットで道の情報収集してから読書して就寝。
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