四国ツーリング 8日目 小豆島 寒霞渓~岡山2015年9月5日

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ツーリング序盤のキャンプは夜が非常に暑くて眠れなかったが、昨晩は割と涼しく、よく眠ることができた。

まずはキャンプ場のある前島の海沿いの道をぐるっとまわり、土庄港にもどる。

土庄港のすぐそばには、ギネスブックにも認定されている世界一狭い海峡、土渕海峡がある。
ただの水路にしか見えないのだれど・・・

上図は土庄町の地図。 拡大された地図でないと分かりにくいですが、キャンプ場のある前島と小豆島本土はそれぞれ独立した島になっています。ちょうど土庄町役場がある場所が海峡になっています。

ちなみに、役場にいくと土渕海峡の横断証明書がもらえる。

 
 

本日の最初の目的地、寒霞渓へのアプローチの仕方は3通りある。

①寒霞渓スカイライン(県道27号)
②寒霞渓ブルーライン (県道29号)
③県道31号

土庄港からの最短経路は寒霞渓スカイラインだ。ツーリングマップルのオススメルートとしても取り上げられている。しかし、昨日ネットで調べた情報では最大勾配18%の超激坂ルートらしい。今のギアじゃとても対応できない・・・

ここは遠回りになっても寒霞渓ブルーラインから攻めたほうがよさそうだ。こちらは最大勾配10%なので普通に登れそう。

寒霞渓へはロープウェイが延びています。ロープウェイからの景色がとてもいいのでしょうけど、ここはプライドがあるので自分の足で頂上まで登ります。

寒霞渓頂上の標高は612mですが、その先にある展望台(標高777m)まで登る事にします。標高差770mのヒルクライムスタート。

あいにくの曇り空でるが、霧が出ているわけでもなく雨も降っていないので良しとしましょう。

風情ある瀬戸内の海の景色から一転、荒々しい寒霞渓の山が見えてきました。

 

島のヒルクライムって、山を登っているのに常に海が見えてて面白いなーと思うんです。意外に、ヒルクライムしながら海が見えるって事って無いと思います。島のヒルクライムならではの楽しみです。

標高700mほどまで登るとピークになっており、ここから寒霞渓に向かって下っていく。

寒霞渓に到着。お盆休み最終日ということで、結構な人で賑わっています。ほとんどの人がロープウェイで上がってくるのかと思いきや、意外に観光バスでここまで上がってきている人が多かったです。

さて、展望台があるので行ってみましょう。スカイツリーの標高と大体同じ。

かわら投げとは・・・

 

かわら投げですが、上の写真の左下に見えている輪っかに瓦を投げ込んで入ったらラッキーというもの。1play:200 だったかな。周りにいた人たち、みんなチャレンジしていましたが、僕が見ていた限りでは一人も成功していませんでした。なかなか難しいようです。

小さな島なのにとってもダイナミックで荒々しい景色ですね。

ここからはさらに登り、標高777mの美しの原高原の展望台を目指します。おそらくここが小豆島の道路最高地点。

寒霞渓付近の道ではかなり頻繁にサルに遭遇します。峠道などを走っているとよくサルに出くわすものですが、この道は今まで走った中でも一番サルが多い印象です。

サルをうまく避けながら進んでいく。

よく海の見える景色のいい道です。瀬戸内の海を見ながらのヒルクライム、いいですね。

ここまでかなり急勾配だった。美しの原高原展望台に到着。三角点の標高は776m。

着くやいなや、先にここに到着していたご夫婦に突然「よく来た!えらい!」と褒められた。どうやら僕が自転車で登る様子を車から見たようで。

標高が200m以上高いだけあって、さっきの展望台よりこちらのほうがよく見渡せる気がします。
風がとても涼しくて気持ちのいい場所でした。

最高地点を終えたら、あとは山を下るのみ。下り始めて早速急勾配が現れる・・・・

斜度18%。事前にしっかり調査しててよかった・・・これ登りに使ったら大変ですよ。一瞬18%が現れるだけではなく結構長い区間で12%以上の勾配がありました。小豆島スカイライン、なかなかの激坂ルートです。

ダウンヒルするのに気持ちいいワインディング。

途中、サルの群れに遭遇した。近寄っても大丈夫そうなので写真を撮らせてもらう。

よく考えてみると野生のサルをこんな近くで写真撮れるってなかなか無いものです。調子に乗って写真を撮りすぎたせいか、この後このサルに睨まれ、そして十数メートル追いかけられました(笑)

サルに追われつつ、ダウンヒルをして下界まで下ってきた。とりあえず、この後は島を一周でもしようかと思い、なんとなく海岸線の道を流した。

しかし、走っていると天気が傾いてくる。雨雲レーダーや天気予報を見ると、どうやらこれから雨が降るらしい。
正直、島を一周するには距離もあるしアップダウンも多い。雨の中そんな道を走ったところであまり得しない気がしてきた。海沿いの道は既に結構な距離走りましたからね。

そんなわけで、 ここで小豆島を離れ、本州に渡ることにしました。
今日の雨は明日まで降り続くようなので、最短の新岡山港にフェリーで渡り、岡山駅前で一泊してこの旅を終えることにしました。

船に乗り込むと小豆島は大雨になった。絶妙なタイミングで撤退の判断をして正解だったか。

さらば小豆島。一周できなくてごめんなさい。

小豆島はひどい雨だったのに、本州の方は晴れている。ちょっとしか離れてないのに・・・

久々に帰ってきた本州。今回の旅の終着点、岡山駅に到着です。
なんだか、雨のせいで微妙な旅の終わり方になってしまったけど、まぁ今まで楽しかったし、思い残すことはありません。

駅前の宿で一泊し、次の日の新幹線で帰りました。盆休み明けの月曜日でしたが、結構な乗車率でした。
東京駅に降りるとみんな標準語。帰ってきた実感が湧いた。

今回、貧乏なツーリングでしたが、割と不自由なく過ごすことができました。辺境ばかりで孤独になるかと思いきや、かなりいろんな人と話すことができた。
一人旅というと、かなり孤独なものと思われるかもしれませんが、意外とそんなことはありません。むしろ、一人で旅をしていた方がよく話しかけられるし、情報収集も地元の人に聞いたりするので、かなり人と話すんです。なので、ソロツーリングをしてると「人間、一人じゃないなぁ」ととても実感します。まぁ、話かけられるっていうのは自転車だからってのもあるのでしょうけど。

四国という地はなんというか、言葉にできないのですけど独特な雰囲気がありました。あとは、山の中は結構涼しかったですね。というのも、川沿いを走ることがとても多かったので、天然クーラーみたいになって涼しく感じたのでしょう。とにかく水が綺麗で豊富な地だという印象でした。

あと、お遍路ってかなり大変そうだなーと思いましたね。 僕が今回通った峠道の途中にも結構巡礼の霊場がありました。車使っていいのならさほど大変ではないですけど、あれ、歩きとか自転車で全部まわるとなったらかなりの時間を使うし、相当な体力が必要です。本土だけでなく小豆島にも礼所がありますからね。ツーリング中に歩きでお遍路しているらしい人を何人か見かけましたが、本当に頭が下がりますね。

さて、今回の旅で四国全県制覇したため、日本で未踏の県もかなり少なくなってきました。上図にいままで自転車で走った都道府県を塗りつぶしてみました。

残るは九州の福岡以外と北陸、紀伊半島といったところ。まぁ、近いうち回収できるでしょう。世界から見ると日本はとても小さい島国ですが、自分の力で走ったり登ったりすればするほど日本って広いなと思います。

2日間雨に降られたりもしたけど、大きなトラブルもなく、今回の旅は本当に楽しむことができた。昨年の大雨による敗退の無念を晴らすことができた。

サイクリストの聖地しまなみ海道はきっとまた来ることになるので、四国の地を再び踏むのもそう遠くないと思う。

次の旅もまた素晴らしい旅になりますように。

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