2日目 阿武町~津和野~江津
朝5時ごろ起床。道の駅の海辺のベンチはなかなか寝心地が良かった。
旅人の朝も早いが、田舎のおっさんの朝も早い。
起きると隣に地元のおっさんがいて、「どこから来たの」「今日どこまで行くの」「一日どれくらい走るの」という地元の人とのテンプレートトークをこなして出発。
ツーリング中の好きな時間というのは色々あるけれど、早朝に出発してまだ薄暗い中静かな道路を走る時間というのがとても好きです。
ご覧の通りのほぼ平地とも言えるとても緩い勾配が続きます。すると・・・
「才ヶ峠 標高39m」
なに???????標高39mの峠だと・・・
多分今まで出会った中で 一番低い峠ですねw
辛いのに名も無い峠もあれば、登ってるのかすら分からないのに立派に標識のある峠まであるのですね。
峠とありますが、ここは海沿いの道。ここからは内陸に入っていきます。
小さな集落を過ぎると人気の無い峠道へ。小雨が降る。
峠までの道のり、野兎の死骸を見ました。道を走っていると狸や狐やイタチやシカや猫に犬、色んな死骸を見つけますが、兎の死骸見たのは初めてでしたね。
なんかこう、珍しい動物がいるといつもと違うところに来たなーって感じがする。
峠をひとつ越えたところ。ここから右折して国道315号に入る。
佐々木小次郎の墓があるらしいが、パッと見で見つけられず。
霧も濃いし雨もパラパラ、そんな中で人気の無い道が続く・・・寂しい・・・
そんなこんなで、山口県に別れを告げる時。
島根県津和野市に入る。
初の島根県!
県境は登りのピークにあるので、津和野の中心地まではずっと下り。
下りの途中で休憩。川に掛かる小さい橋っていいよね。
「道の駅 津和野温泉なごみの里」
さっき休憩したばかりなのに「温泉」の文字を見てつい寄ってしまう。
もちろん津和野温泉というからには温泉付きの道の駅である。目の前に公園付き。東屋あり。
野宿も快適でしょう。
温泉入りたいなぁと思ったけど、まだ営業していなかった・・・
津和野に到着!
萩の次はやっぱり津和野!ってだけで来ました。何が目当てとか特にありません。
なんと、ここに来て晴れ間が!!!
津和野も歴史ある地ですが、歴史のことは全く分かりません・・・
目に付いたものをいくつか。
殿町通り
この通りの脇の水路には町のシンボルにもなっている鯉がたくさんいます。
先程の県境の看板にも鯉が描かれてますね。
あひるもいるよ。
武家屋敷の続く殿町通りだが、一際目に付く建物が。
津和野カトリック教会
歴史のことは分からないけど、津和野といったらSLですよね。残念ながらこの日は見れず。
走ってるところを写真におさめたかった。
おらクソ猿!栗はいいからポテチ返せやあああああああああ!!!!
さて、津和野の後は再び日本海側に戻るために山を下ります。
晴れたのはいいものの、暑くなってきました。
ひたすら山陰道 国道9号を進みます。
「道の駅 ゆうひパーク三隅」より
ゆうひパークって言ってるだけあって、綺麗な夕日の見えそうな、景色のいいところです。
電車走ってるところ撮りたかったけどいくらまっても来ず・・・
しかし、山陰線はとっても景色のいいところを走りますね。是非いつか電車旅を楽しんでみたいです。
川を渡るところでかっこいい橋を発見!工事中でしょうか?
思わず一枚撮った。
日も暮れてきたところで今日もそろそろ泊まるところを見つけなければいけない。
「道の駅 サンピコごうつ」に到着。
サンピコって何?www
と思ったら、江津市に三彦市っていう直売所があって、その「三彦」からきているらしいです。
この道の駅は21時までコンビニとレストラン営業。インフォメーションセンターは24時間解放。
いいじゃん!!!
ということで、ここで一泊する事に決定。
インフォメーションセンターで寝れれば良かったけど、そんな雰囲気のところでもなく、おっさんたちが飲み会始めるし、外のベンチで寝ることに。
曲がってるけどギリギリ寝れる!
この頭上には鬼瓦がw
きっと僕を見守ってくれるでしょう。
この日の走行距離は約150km。
昨日と同じく登りで雨に降られながら始まった2日目、登りは大変だったけど良い雰囲気を味わえました。最後には晴れ間も見れたし。
実はこの晴れが本ツーリング最初で最後の晴れになるのだが・・・・
次も日本海側を進んで行きます。
コメントを投稿する