1日目:大島一周
伊豆半島を走る予定があり、その前に時間を作って伊豆大島、新島に行ってきました。初め、伊豆周辺だと大体走ったから別にいいかなぁ、もう一回広島に行こうか でも新幹線高い…と日本地図を見ながら行くところを考えていました。すると、伊豆半島の近くの海になんか島が浮いているではありませんか!
思いついた翌日、千葉県内の自宅から早朝の電車で館山駅まで輪行。ジェット船に飛び乗る。
ジェット船 めっちゃ速い |
うちから大島まで行く方法は2つ。
①大型船
②ジェット船
大型船は夜に出発、翌朝6時に大島着。
ジェット船は朝出発して、館山からなら2時間で大島に到着。
どちらも東京、館山両方から船が出ています。今回は前日の夜までバイトだったので朝出発のジェット線を利用しました。
復興支援事業で1500円のキャッシュバックを受けられる。 |
この時期、館山-大島はジェット線で約4000円。復興支援事業で1500円のキャッシュバックが受けられるので、片道実質2500円で行くことが出来ました。安い!
11:30 船は大島は岡田港に到着。なにも考えていなかったので、とりあえず大島一周スタート!
大島一周は約50km。半日でも余裕過ぎる。コース調べとか何もしてなかったので大島の道がどんなもんか全然知らなかったんですが、なんかアップダウンあってキツイよ というのは何となく聞いてました。まぁ沖縄のヤンバルよりはマシだろーなんて軽い気分で行ったんです・・・
海沿いを走るがために、時計回りに島を一周していきます。
災害の爪痕は大きく、所々大きな崩落がそのままになってる。ボランティアとかするわけじゃないけど、僕みたいなのが行って地域にお金を使ってちょっとでも貢献できたらなぁなんて思ったり。
大島一周には基本的には大島一周道路を使う。この標識はかなりの頻度で立っていて、まず道を間違える事はないので、道に迷ったりとかそういう心配は無い。
脇に咲く椿を見ながら走っていきます。
ただ、この時点で予想以上にアップダウンがつらい。アップダウンしつつ、確実に登ってる…どこまで登るんだ…
登りも終わったあたりにあったシェルター。このシェルターは島内のいろんなところでみました。多分噴火したときのための物なんでしょう。
少しいったところで気になる看板を発見。
そういえば大島には日本で唯一、地図に砂漠と表記されてるところがあるんだったけ。これは行くしかない!
ということで入ってみることに。地獄が待ってました。
道の途中には氷柱が・・・ |
まずこの道、登りです。これは当たり前で、内陸に入る道なので山に登るのは当然。でも斜度がおかしい。サイコンの斜度をいつ見ても10%を切らない激坂。それが長々と・・・
最近忙しくて2カ月ほど自転車に乗ってなかった+背中の荷物 の僕にはかなりつらいものがありました。
道の終わりには駐車場があって、そこからは歩き。その先の展望台を目指す。
歩いて細い道を抜けると、ちょっと開けたポイントに。ん?なんか白いぞ?
しかもこれ、写真じゃあまり伝わらないけどかなりの急勾配です。四つん這いになりながら必死に登る。
雪で展望台の看板も埋まっててどこが道だか何だかわからない。とりあえず高いところに。
三原山を望む |
ここは日本なのか!と思うほどの景色。圧倒されて、しばらくぼーっとしていました。
これ自分で今どこにいるか、なんの山登ってるのか全く分かってなかったんですけど、ここはどうやら白石山という山らしいですね。
砂漠を後にし、山を下る。ちょうど1/2周のところまで来ました。
筆島 |
筆島のちょっと後にある波浮港の町へ寄る。
実はこの辺、googleマップでも地図が出てこない。 まぁそもそも今回の旅では地図なんてほとんど見てなかったので関係ないんだけど、ちょっと注意が必要です。
細い道を適当に進んでいき迷路気分になりつつ、静かな町の雰囲気を楽しんでいました。
やがてこんな道に出た。こんな狭いところにたいやき屋(たこやき屋)を発見!腹ごしらえをすることに。
たこやき10個入り 500円 |
店には地元の人とみられる客5名ほど。外に元気に遊ぶ幼女3人。注文からかなり待ったけど、味は格別で今まで食べたたこやきの中で一番おいしかった。もちろん旅の雰囲気のせいもあるんだろうけど、それも飯の味の一部。
他の客が会計する際、店の人が
「1500万円でーす!」
と言っていて思わず振り返った。たこやき屋で1500万円の買い物をするのは誰だとw
いやいや、そんなはずは無くて、この店の人は値段に「○○万円」をつけて言う人だった。おつりも200万円だったしw
「ごちそうさまでした」というと「よい旅を!」と返してくれた。
波浮は落ち着いてて好きな場所でした。波浮を後にして残り半周。
前半よりアップダウンの少ない道を進んでいく。残りももう少しというところでこいつが現れる・・・
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