昨日は菜な畑ロードにいくために鴨川まで自転車で走ってきました。一面に咲く菜の花を見て
「あ~春がきたんだなー」
…とは寒くて思わなかった。
さて、僕は鴨川によく行き、そのときにいつも国道128号<外房黒潮ライン>を通ります。外房の景色はどこも思い出深く好きですが、とりわけ好きなのは行川アイランド~小湊誕生寺の旧道を通る道です。
JR外房線で漢字の駅名が続く中で一際目を引くのが
行川アイランド駅(なぜか変換できない)
まず「行川」ってどう読むんだよとか、この名前なのに無人駅 とか色々ありますが・・・
この駅には「行川アイランド」というフラミンゴショーで有名だったレジャー施設がありました。しかし2001年の夏に閉園。老人ホームになるとか温泉掘るとか色んな話がありましたが結局廃墟になっています。
僕が小学生のときは遠足とかで行くところだったので不思議な思いですね。
入口の大きいトンネルは高い柵で閉じられています。もちろん立ち入り禁止なので中には入ってません。ネットで検索すると中に入ってる人はチラホラいるので中を見たい人はそちらで。
ここから道なりにちょっと行くと「おせんころがし」につきます。
「ふんころがし」みたいな名前ですが 名称の由来は
昔、この崖の近くの豪族古仙家にいた、おせんという一人娘が名称の由来とされている。おせんは、村人を苦しめる強欲非道な父親を改心させようとしたが、改心は無理と悟り、この崖から身を投げたといわれている。(Wikipediaより)
だそうです。他にもブチギレた村人が父親を崖から落とそうとしてその身代わりになったとか色々な説がありますが・・・こんなところから落ちるって考えたらおしっこ漏れそうですね
1952年には「おせんころがし殺人事件」という恐ろしい事件が起きていたりして結構ヤバそうなところですが、景色はとてもきれいです。
実はこのおせんころがしが128号旧道の入口なんですが、ガードレールも何もない道幅3mほどの崖を通ることになるそうなので、舗装された道を行きます。
いざ旧道へ!
まずは崖と落石注意の標識(×十数個www)がお出迎え。この写真だけで三つくらい落石注意が見えますね。20mおきくらいに立ってますw
どんだけ落石ヤバいんだよwww
ついでに道路にはヒビが入ってたりして道路ごと崩落しそうな予感www
でも割と補修工事してるところを見かけるので大丈夫なのでは・・・
新道のトンネルが開通したこともあり、ほとんど車の通りはない。トンビの声と波を聞きながら静かに房総の海の空気を堪能できる場所です。
この道を進んでいくと…
なんかヤバそうなトンネル登場
このトンネル、最初こそコンクリート巻きですが途中からは素掘りになっていて、更に不気味さ倍増wその上今回行ったら
ここから先は小湊の首つり場所 ○○(女の人の名前)は・・・・・
とか中に落書きしてあったし・・・
ホント落書きとかそういうのよくないですよ!(下らん落書きにビビってダッシュで駆け抜けたのは内緒w)
このトンネルは心霊スポットと言われてますが、何回も通ってる自分には今のところなんにもありません。今のところは・・・
逆側から。海の雰囲気から一気に緑が茂ります。
ビビって急いでトンネルを抜けた僕の横を女性ランナーが涼しい顔で走りぬけて行きました(^_^;)
ここからは下り坂になっていて下りきると小湊誕生寺につきます。
日蓮宗の大本山です。日蓮聖人はこの小湊の地で生まれ、その記念として出生地に建立されたもののようです。
ちなみに、日蓮が誕生したとき鯛が飛び跳ねてハスの花が咲いたという、なんかちょっと面白い伝説があるらしく、昔に鯛を採ることを禁止したそうで。そのことからこの辺は「鯛の浦」っていいます。
この辺地魚の料理とか鯛料理の店がたくさんありますけどねw
ここ来ると、お土産屋のおばちゃんがいつもお茶やお茶をくれます。
何も買わないのに・・・感謝感謝(T_T)
ということでこれで旧道区間おしまい!
最近自転車走ってなかった事もあってかなり疲れました・・・・・・
自転車の写真一枚もないし・・・
普通だと分かりやすい大きい道を通るものだけど、ちょっと横道入っていくと面白いところに出たりします。地元の人に聞いたりして小さな道でいいところを探してみるのもいいですね。
勝浦、鴨川に行く時は是非通ってみてください!
おまけ
・大多喜のラーメン屋
・菜な畑ロード ラグりんdayの様子
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