午前7時起床。ちょっと寝坊。ツーリングでは基本的に目覚ましはかけない。眠くなったら寝て、起きたい時間に起きる。まぁ、野宿とかキャンプの時って遅くても絶対に7時までには起きてしまうので大寝坊を心配する必要はないんですけどね。たまにホテルに泊まった時とかは大寝坊の可能性があるのでしっかり目覚ましかけますw
外を見ると曇り空。ポツポツと雨も降っている。前日に見た天気予報では、この日は昼前から雨が降る事になっていたが、ちょっと早めに雨が降るらしい。
本格的に降り始める前にダウンヒルを終えておきたい。ちょっと急ぎ足で出発です。
四国カルストはとても穏やかな景色ですが、見た目と違ってこの道はかなりの急勾配です。走り始めてからいきなり斜度10%の坂登らされてキツいキツいw
それでも、こんな非日常的な雰囲気の道を走るのは楽しい。沿道では牛が応援してくれている(笑)
自転車やってる人はぜひこの道を走ってもらいたい。日本有数の素晴らしい道だと思う。
姫鶴平方面を振り返る |
空に向かって走る |
四国カルストの終点にして最高地点、天狗高原に到着。標高1485m。
いつのまにか高知県に入っていましたw
天狗高原の天狗荘の敷地内に愛媛県と高知県の県境があります。今まで通ってきた四国カルストの道は県境に沿って走っているんです。
ここに来ると雨が強くなってきました。まだまだ小雨ですがこれはちょっと急いだ方がよさそうです。 名残惜しいですが、山を下ることにします。
天狗高原から下る県道48号。これまたそそられる道ですねー!
ここだけ見たらすごく気持ちよくダウンヒルできそうですが、途中からはかなりテクニカルなコーナーが続いた。さっさと下りたいのでブラインドコーナーになっているところ以外は攻めまくって下った。
県道48号を下りきり、日本三大酷道の一つとも言われる国道439号にでる。439号に差し掛かった瞬間、大雨になった。この時点で今日の行き先は全く決まっていなかったので、計画を立てるために雨宿りしたい。なんとか東屋を見つけて逃げ込んだ。
実はこの旅をするときに行きたい場所として、西日本の最高峰である「石鎚山」をチェックしていました。距離はここからそんなに離れていないので、登山口の近くまで行けそうだ。しかし、この雨は止みそうにないし、石鎚山の登山口までは険しい山道を通ることになる。その上野宿ときたら、ちょっとこの天候と体調だと厳しいかなと感じてきた。今後の日程もあるし、今回は石鎚山をあきらめることにした。
この日の目的地を高知市に定め、再びスタートした。
雨の中、海に向かって下り続けていく。四万十川源流点の道の駅 布施ヶ坂で休憩。
四万十川からはかなり離れてるように思うけれど、ここが源流点なのか?
雨は弱くなってきた。そろそろ下りの終わりが近い。
下りきったあとは国道56号を進む。仁淀川を渡って高知市に入る。このまま中心街まで行きます。
高知駅に到着。なんだかすごく久しぶりに街に来た気がします。
せっかく市街地に来たからということで、リッチに駅前のビジネスホテルをとりました。野宿して宿泊費節約したし、一日くらい許されるよね・・・
偶然にもこの日はよさこい祭りの開催期間中でした。 駅前はとても賑やか。
せっかくなので観に行きましたが、これが案外楽しいもので、長い時間見入ってしまいました。
長い登りを登った後雨に降られて精神的に疲れていたんですが、よさこい祭りのエネルギッシュな音楽と踊りをみてとても元気をもらい、明日からまた頑張ろうという気持ちになれました。
雨のせいで高知市街まで下ってきましたが、よさこい祭りを見る事が出来て本当によかった。明日からはまた山岳地帯に登ります。
久々のベッド。有り難い。翌日大寝坊しないように、この日は目覚ましをかけて就寝。
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