金峰山2015年7月5日

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今年に入ってから外に出る時間がめっきり減っておりますが、ここ最近時間も空いてきたので自転車の体力を取り戻しているところです。先々週は真教寺尾根から赤岳に登山しましたが、悪天候のため途中で撤退・・・雨でろくに写真も撮ってないのでこのレポートはまた八ヶ岳に登った時にでも。

さて、今回は大学時代のサークルのメンバーと奥秩父の金峰山に登ってきました。コースは以下の通り。

大弛峠⇒朝日岳⇒金峰山⇒朝日岳⇒大弛峠

大弛峠から金峰山までのピストンです。このコースは標準コースタイムが4時間弱、標高差230mの超お手軽ルートで初心者でも簡単に登れます。しかし標高差230mと言ってもアップダウンは以外とあるので、結構登る印象でした。奥秩父の山域に訪れるのは乾徳山以来。乾徳山の山頂から金峰山を見て登りたいと思っていたところでした。

まずは車で大弛峠(2365m)へ。ここは自家用車で来る事ができる日本最高地点で、自転車乗りにも有名です。ちなみに日本の道路最高地点は乗鞍スカイラインの2702m。ここは自転車で登る事が出来ます。国道最高地点は渋峠の2172m。残念ながら大弛峠は展望は全くありませんが、やっぱりこの手の最高地点!とか最北端!とか、そういうのは制したくなります。今回は車で来てしまいましたが、いつか自転車で登りたい。

始めは針葉樹林帯を進んで行く。初っ端の少し急な登りをこなす。

 

 

小ピークを過ぎると下りに。ケルンが積まれている広場を通過。

 

 

急に開けた場所に出る。ここは「大ナギ」という地点で、晴れていれば大展望の絶景スポットだそうですが、この日はあいにくの天気で何も見えず。

 

最初のピーク朝日岳に到達。

 このピークから今日目指す金峰山の山頂が見えてきました。金峰山の五丈石はとても目立つので遠くからでもすぐに見つける事が出来ます。これから進むルートを見ると、下ったあとにもう一つピークを超える必要がありそうです。

 次のピーク 鉄山。看板は残念な姿・・・

 鉄山を下ってから登り返すとハイマツ帯に。いよいよ山頂直前の稜線に。ハイマツの生えた稜線にでると、標高の高いところに来たなーという実感が湧きますね。ここにライチョウなんかいればもっと雰囲気あるんですけどね。

 

 
近くの山々を望む。緑の中から岩肌が見えている山が多く、中国の武陵源を思わせるような景色です。天気が良くないのは残念ではあるけど、ガスもまた良い味を出してる。

大きな岩を越えていく。ところどころ目印は付いているが、時々迷う事があった。道をさぐりながら進んで行く。

このあたりは動画を撮ってみました。山で動画撮るの初めてだったんですけど、後で見返すと面白いですね。アクションカムが欲しくなる!

 

晴れていたらさぞ気持ちのいい稜線歩きなんでしょう!まぁ梅雨だし仕方ないですね。山頂が見えてきました。後ろにちょっとだけ五丈石が見える。

岩のトンネルを抜けて・・・

 金峰山 山頂に到着!

金峰山のシンボル、五丈石。遠くから見ると大して大きいと感じなかったんですが、近くに寄ると本当に大きいです。これは実際に行かないと分からないですね。

山頂からお隣の瑞牆山を望む。岩の城のようで非常にカッコイイです。登りに行きたい・・・

山頂に着いたときに雨が降ってきて、非常に強い風も吹いてきました。山頂でゆっくりしたいところでしたが、 さっさと撤退することに。

と思いきや、稜線を歩いていたら風がすっかり止んだので、樹林帯に戻る前に腹ごしらえ。暖かい紅茶とロールケーキで超リラックスモードのティータイムw山の上で食べるものは何でも美味しく感じますね。

 

下山し始めると、今度こそ本格的に天気が傾いてきました。先ほど金峰山の山頂が見えていた朝日岳からの景色はご覧の通り真っ白。

 

一寸先も霞んで見えるほどガスが濃くなります。雨もしっかり降ってきました。でもゴールまではあと少し、気持ち的には余裕です。

雨の中無事下山。登山口の近くにある大弛小屋に寄ってから峠を下りました。麓に下りてからはもちろん温泉に行きます!自転車や登山のあとの温泉は本当に最高です。温泉入るために山に登ってるところも少しありますw

あいにくの天気ではありましたが、森林限界の稜線歩きで山の空気や涼しい気候を楽しむ事ができました。ただ、2回連続雨の中の登山だったので、次に山に行く時はスッキリ晴れる日を選んで行きたいものですね。

また晴れた日に金峰山にもう一度来たいと思います。

早く梅雨よ去れ!

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